今回は、日本原産犬種である日本スピッツについてお話しします(221)。
スピッツにおいては、起源の謎、驚異的大流行の謎、犬種固定の謎、優秀犬輩出の謎など、多くの謎があります。そんな謎を解く鍵を、絶版した古書から探っていきます。

4 Comments

  1. スピッツはキャンキャン吠えてうるさいから飼われなくなったて昔聞きました。本当ですかね?

  2. 日本スピッツ。まだ70-80年代前半頃には割と身近だったような。近所に飼われているふわふわの高いきつい声で吠える犬種。

    シベリアのサモエドと、西ヨーロッパのスピッツは大型ですが、それが日本に来てどうやって小さくなり、固定されたのか。
    小型化のために交配したには突然変異か、柴犬か、それとも他の洋犬(例えばポメラニアンとか)か。

    よく吠える点は、ロシアのシベリアのライカ犬とも共通だが、交配関係はあるのか。
    長毛種で小型というと、80年代のバブルの頃から人気犬種はシェトランド・シープ・ドッグに置き換わった気がします。

    この先、チャコマロチャンネルさんの謎解きが楽しみです。

  3. 日本犬を含むスピッツ系の代表犬種の一つなのでしょうけど、実物が飼われているのを見た記憶はほぼないですね。ただ近所にスピッツの血の入った柴犬がいて、血の所為で良く吠えると言われていたのを覚えています。
    スピッツは吠える、という風評を祖父母や両親から少なからず聞きましたが、やはり系統的には原初的な犬種で気性の改良が当時なされていなかったのが大きいのかもですね。
    人気を失った理由として、その体格が後に流行した小型犬種と比べてまだ大きかった事も影響したと昔報道番組のコーナーで見ました。柴犬も矮小化した豆柴系統が人気を博して行った訳ですし。

  4. 言われてみると確かに、日本スピッツのサイズはそれこそ小型というには大きくて、中型というには小さい、まさしくそんなサイズのように思います。
    個人的に、体が小さい柴犬と同じぐらい、という印象ですかね。座敷犬として飼うのに不都合なく、番犬として飼うのにも不安のないサイズと言えばいいでしょうか。
    近所に日本スピッツを飼っている方がいるのですが、毛質は日本犬とは全く違ってフワフワした柔らかい毛質でした。サモエドも触ったことがありますが、毛質は似ています。ただ毛の密度がサモエドの方がより高く、スピッツは良い意味でフワリと空気をはらむような密度で、それがまた良いのですよね。しかも、動画でも触れておられました通り、誰にでも愛想を振り撒くというタイプでもない。そこがまた、日本犬好きとしてもキュンときます。

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