今回は、川上犬の第二弾です(261)。ニホンオオカミの血を継ぐと言われる川上犬とヤマイヌの関係について考えてみたいと思います。

参考文献
○信州川上犬保存会編「秘境の名犬」(銀河書房、1990)

3 Comments

  1. 川上村は南北朝時代に南朝方の親王が土着した場所なので、その時期に何かあったのかも知れませんね。
    ヤマイヌとオオカミのに関しては以前の動画でコメントしましたが、川上村出身で昭和一桁の親族(故)が幼少期に夜の遠吠えを良く聴いたそうで、しかしオオカミとは聞かなかったと言うので「ヤマイヌと呼ばれていたのでは?」と聞くと「ヤマイヌってオオカミの事だったのか?」と返って来ました。
    昭和初期に夜に長く遠吠えする存在がヤマイヌと呼ばれていたようです。
    川上犬に関してはゲノム解析を行って混血の有無を確認されたいところですが、今まで行われていないのでしょうか?

  2. 昔から引っかかっている事は巻き尾と毛色の事です。

    オオカミの血が入って巻き尾が出るのか?

    また日本犬は昔から赤や胡麻、虎毛が多くいわゆるオオカミ色の日本犬は居ない事。

    一部の四国犬が体色の黒っぽいオオカミと若干似ている程度。

    秋田に関しては途中に洋犬の血が入っているので論外。

    私は日本犬にオオカミの血が入っている事には否定的です。

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