今回は、北海道犬の第3弾、アイヌ犬と樺太犬です(241)。古書から探る日本犬として、昭和28年の書籍の記述を見ていきます。
参考文献
○高久兵四郎「犬の講座 日本犬編」(新小説社、1937)
○内田亨「犬ーその歴史と心理ー」(創元社、1948)
○愛犬の友編集部編「日本犬大観」(誠文堂新光社、1953)
[音楽] こんにちはチコまろチャンネルです今回は 北海道県の第3弾です通称アヌ犬と空太犬 についてお話ししていきます前回は昭和 26年の北海道権保存会の理事長の記述を 見ましたが今回はその2年後に発された 書籍より北海道大学の教授による調査結果 を見ていきます相の友編集部編日本大館 より市川彦教授の執筆した中型北海道県 です北海道の中型日本県である北海道県は 一般にアヌ県という強度的な名称で呼ばれ 地域で親しまれてきました昭和の初め頃 社団法人日本件保存会が設立されて全国の 日本件を大型中型小型の3型に分けました まず大型県とは秋田のいわゆる大館県なん ですがこれは中型県などとは異質的なもの でした次に中型及び小型県とは各地の犬の ことで例え州の犬佐の犬北海道の犬カの犬 などのことですそれらはそれぞれの地方的 特徴を保存しながら一方で地拳としての 中型と小型日本件の各々の標準が想定され てそれを持って地区建としての日本権を 確立しようとしましたそしてその大目標の 下に地建にふさわしい支出の等や訓練と いうことにも意を用いようとしました ちなみに党とは生まれついた性質や才能を 鍛え上げ練り上げることを意味します次に の保存会の活動について対象の終わり頃の 秋田犬は大館県と呼ばれておりそれらは 土地の有力者によって保存されていました とはいうものの大分推移していたらしく また体系も乱れがちでしたそんな状況の中 で日本件保存会の運動によって今日の犬に 見られるようにその基準や企画に合うもの が相当数できるようになりましたこれは 日本件保存会の非常な功績と言わねばなら ないと語られていましたしかし秋は元来 大型の犬ですのでとすれば重い犬になり すぎるということに気をつけなければなら ないすなわちその犬の運動感覚なども人間 で言神経が鈍いという傾向や全ての運動の 動作が不活発になるというような体型が 作られるということを注意して警戒し なければならなかったようです現代の秋た 犬は重くて鈍いような気がしますがどう でしょうかその一方で中型県の場合は必ず しも秋田県におけるような成功は認められ ませんでしたその理由の1つには各地で それぞれその地方特有の犬を天然記念物と して指定しそれによってその地方の特徴 ある系統を残すということには成功しまし たしかし地区権としての中型日本件の標準 型を確立することにはほとんど手をつけ られずに終わってしまいましたその問題に ついては非常に難しくかつ長い年月を
要するとしています例えば中型日本件は 北海道の熊狩り各地の鹿狩やイノシシカ などに用いられてきました しかしこれらの日本権の光栄がそのままで 地建として変われることはいかがであろう か今までの用途を離れて地権として主に 都会地などで飼育される場合を考えると そういう地建として訓練された犬の持つ べき教養とでも言うべきものが必要なはず であるところがこの方面については ほとんど力を注がれることなく終わって しまったのであるこの方面がおろにされて いたのでは地建団体の仕事としては十分な 成功とは言えないのであって残念なことに れと現代に通ずる日本件の問題点がこの 時代に挙げられています狩猟権を都会など の地区拳として買う場合にはそれに ふさわしい支出の東野が必要となる例えば 犬の訓練についてもそれは必ずしも シェパード権に対するような訓練をその まま形式的に日本件に当てはめれば良いと いうことではないが少なくとも主人と一緒 に散歩に出かけた犬が勝手に遊びほけてい てどうしても主人に捕まらないようなこと は強制されなければならない私は北海道く 度か愛育した経験によってこの犬に対して は特にそういう点の支出投野をすべきだと 痛感している話しがいでリードをつけない 時代の内容ですがとても重要なことが発言 されています次は今回のタイトルのアヌけ とカラフト犬について犬の構図である多角 兵士老師の著書犬の口座日本県編の現在の 重量権という項目の中に北海道産の犬は 大体において片だが一尺6寸から7寸で あり顔は丸くてどうもまた丸く太く長い耳 は極めて小さいものが多くおずはあまり ないのであると述べておりさらに北海道産 日本県をアヌ犬と故障し現在のそのアヌ犬 には1日本内地系の犬と2アジア祭北部に 住むサモエドと同形のものの2種の系統が あると説明しているその書籍に掲載された 犬はこのイラストなんですが必死はそこに 意義を唱えますしかし高の著書に掲げられ たサモエド系のアヌけの写真を見るとこれ は日天然記念物に指定されているアヌ県で はないそれは空太犬の毛種であるか少なく ともアヌ県と毛の空太犬との雑種であろう と思われるさらに語られています天然記念 物の北海道権は空太犬のごとき北方地方の 家犬に属するものではなくて本州四国九州 等に分布する日本件と同一系統のもので あるそれらの犬は古くからアイヌと共に 北海道に土着していたもののように思わ れるそれゆに北海道件を従来の日本建主と して本州四国九州地方の日本件と同様に
取り扱ってきたことは妥当でありアヌ県の 中にサモエド計が混在しているという考え 方は不適当であるように思われるアヌ県が 本州各地の日本件と同じ系統のものである ことは内田徹博士の著書犬にも書かれて いるここで引用された昭和23年発刊の 内田徹博士の著書犬その歴史と心理という 古い書籍も先日入手しましたので今後機会 があれば紹介したいと思いますそれでは次 に北海道県の当時の原answerとなっ た基礎圏について北海道の愛犬家が日本件 に関心を持ち出したのは中央よりやや遅れ て昭和7年頃からでしたがその頃に種オと して極めて影響力を持った基礎圏となった 犬は当時山代茂氏が所有していたメリー号 という犬でしたこの犬は昭和11年11月 3日の東京における社団法人日本件保存会 の第5回本部展覧会にも出陣されて推奨権 となったものでしたこの展覧会では中型 日本件として推奨された北海道の日本権が 水晶権18等の中にメリー号を入れて8等 もありましたこのことによっても中型日本 件として北海道の犬がその室や量において いかに優秀であったかを示しているので あるそのメリー号という後にメリオ号と 解明した犬については種オスとしての功績 が極めて大きいそして今日札幌及び岩沢 地方には北海道県の優秀なものが多くこの メリオ号の系統を引くものが非常に多いの であるなおこの犬はエさんであってかつて アイヌが所有していたものを子山白市に よって見出されたものと言われている次は そんなメリオ号の欠点についてそのメリオ 号は毛色が赤で対抗は一石七寸の大きめの いわゆる重い犬であった欠点としては背が 弱く行子の角度が不足であったこの犬の 遺伝力は非常に強かったのでみんなが喜ん で繁殖したのであるそのためアカメリオ号 の長所と短所がそのまま北海道拳の美点と 欠点であるかのような身を呈した時代さえ あるくらいであるこのイラストはメリオ号 なんですが重い犬のようには見えません次 はそんなアヌ犬の特徴について今日の 北海道拳を外観すると甘地の犬の特色とし ての毛皮が熱くことに下が密であるために その外観が警戒に見えないという点を考慮 に入れてもなお本州の中型県に比べると銅 が太く骨格も太く死士の伸びが十分では ないのであるこれらの特徴は基礎権である メリオ号を健所に表しているそれでは次に 当時の原産地につい て今日北海道において北海道県の純水種と 考えられるものが比較的多く残っている 地方は札幌市及びその近郊そして岩見沢市 札幌市より東南方の千歳を中心にエ島松
などまた憂村を中心にしてはき安平など それに海岸地方と山寄りの地方と分けて 考える必要はあるが日高国の一体その5 箇所を上げることができるそれでは地図上 でその原産地を見ていき ましょうそれではまず最初にこちら札幌市 とその周辺です次に札幌市より北東に位置 するこちら岩見沢市ですそして札幌市より 南東に位置するこちら千歳ですさらに南東 に位置するこちらあです そしてこの辺りが日高地方になりまして その上のこちらが平取ですこれらの初地方 の中で札幌市と岩見沢市の場合は愛犬化が 各地から収集してきたものと認められるが その他の地方については一応北海道県の 原産地と考えて良いかと思われるしかも これらの地方図で見ると北海道の中央部に ある大三脈の西側に当たっており石平野 から太平洋眼の日高地方に抜けている1 続きの地方である他にも当時アイヌが多く 住んでいたという旭川付近の近文や釧赤 方面があげられるがほとんど見るべきもの がないようであるそれでは次にそれぞれの 系統を見ていきましょうまずは岩見沢系 から岩見沢市は今日北海道県の優秀なもの が土地の愛犬化によって多く繁殖されて いるところであるしかし一方で非常に濃厚 な謹慎繁殖がメリオ系統を主流に行われて おりその結果長所と共に短所も現れている 長所としては退職が共通的に赤茶色に統一 され対抗も個体差が少ないしかし短所とし て謹慎後輩の結果かと思われるが退職傾向 のものが多く紐が他の地方のものに比べて 柔軟でありまた科学の薄いものが指摘され ているそれでは次に千歳系です千歳を中心 にエは島松その金棒の地域の犬も最近他の 地方の犬が入ったのでなかなかこの地方の 昔の姿は分かりにくいのであるしかし 北海道県のとして千歳は早くから知られて いて名剣が多く出たところである今日愛犬 化の間で言われていることは昔のこの地方 の犬は白色が多くて比較的小型で上付きが 広く耳が小型であったということである 千歳さんの北海道拳として優秀なものには この特色がよく出ている次はあ系ですあ村 の系統は他の地方と比較してトラゲイが 多いことが特色である大正天皇がまだ交代 使であられた頃にアヌ犬として見上した ものはこの土地のトラゲ犬であったという ことが尊師に記されて残っている現在この 地方のトラゲ犬は一般に毛が長く路人が 細いこの興奮の細いことは反対工合切炭 工合が見られる点から考えても改良すべき であるしかし強心が一般に他の色の犬に 比べて深いトゲはかなり遺伝力が強いから
この特色ある毛色の犬にその欠点を捨て させて良いところを生かして厚地方の貴重 な系統の犬として残すことが望ましい最後 の系統は日高系です日高の一体について 言えば特に海岸地方において開拓史時代 以来主に秋田県と考えられる本州地方の 日本件と考察したものが多くそれが固定し ているらしい従って特に海岸地方の北海道 権は体が大きめであって従来の土着のもの とは大分違ってきてしまったと考えられる 札幌北高等学校教官である土谷よよの最近 の調査によるとこの地方の従来の北海道権 の姿をとめたものは日高のアイヌが多く 減損しているビラトリを中心とした山より の地方に発見できるものに見 られるなおごく最近の土足の報告によれば 猿軍ビト村のお口の触れない抜気別名方面 の犬は海岸地方のものに比較して一般に 体型が小さく対抗は最小で35cm体調は 45cm最大で対抗は49cc体調は 52ccであったちなみにその調査の個体 数は41個体であった 一般に体育のバランスが取れかつ乾燥し 野生味が豊かである前後の足の発達が良く その角度も正しい肘つきも良好で最近とか で見られる肘の外転内圧等は見られない 頭部は頭巾が広く全gover部の発達は 良く胸幅も広くてたましい色素が濃く大 部分の個体の美境爪臨給香辛などは黒色で ある毛色が白系のものでも黒黒鼻のものが 多い毛色は黒駒がが多く赤や白などがこれ に継ぐが全教部及び死に白がすなわち胸白 旅が現れているものが多いのは将来到達し たいものであるしかし残念ながらこの地方 では計画性のない繁殖が行われているのが 実情であるこれまでが昭和28年の記述 ですいかがだったでしょうかそれでは最後 にその書籍に紹介されていた当時の北海道 県のイラストを見ていきましょう元の写真 が白黒ですので足元などがうまく認識でき ないものが多かったですがなんとなくの 特徴が見えるのではないかと思いますこう して並べますと同じような特徴に見えます し礎権の強い影響があるのかもしれません あまり資料がありませんが今後カラフト犬 についても調べていきたいと思いますさて それでは次回の予告です狼シリーズでも 告知を入れましたが北海道県のさらなる流 となります族縄文時代の犬について古学的 な地からその詳細を導き出していこうと 思いますヌの障はは北海道に住んできた犬 の名称であって民族を示すものではないと 考えます縄文人縄文人おく文化人殺人とか 時代は流れますが全てが北海道に住んでい た人ですしアヌ県はその方々が飼ってきた
犬たちであると考えているチコまろ チャンネルでし [音楽] た
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北海道犬と樺太犬の関係は気になりますね。大型の系統が樺太犬として分離したにしては特徴がかなり違うようですし。
ところで樺太犬のついて、古いバラエティ番組でかなりいい加減な情報が流されているのを複数目撃しました。グリーンランドハスキー(グリーンランドドッグ)が樺太犬であるとかアラスカンハスキーが樺太犬であるというような物です。前者はもしかして映画南極物語でエスキモードッグが使われた事でそれが樺太犬と思ったのかも知れませんが、グリーンランドドッグとエスキモードッグは別品種ですし、後者に至っては品種ではなく今でもミックス扱いの存在です。
次回更新も楽しみにしております。