今回は、日本の犬と狼の関係について、戦前の書籍くら気になる記述がありましたので、最新の遺伝子解析の知見も交えて紹介していきます(236)。狼型日本犬の謎と縄文犬と日本狼の関係について探っていきます。
参考文献
○高久兵四郎「犬の講座 日本犬編」(新小説社、1937)
○「日経サイエンス日本版第54巻第2号、通巻632号」(日経サイエンス社、2024)
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こんにちはチコまろチャンネルです今回は 犬と日本狼シリーズですそして今回の内容 ですが日本の犬と狼の関係について古い 書籍の戦前の記述と最新の遺伝子解析の 報告を交えてさらに犬と日本狼の実像に ついて考えていきたいと思いますこの度 シリーズ30本目の動画になります前回は 山積犬から狼を作ろうとした男の話をし ましたがはその山積犬につながりそうな 戦前の記述を見つけましたのでご紹介して いきたいと思います書籍は昭和12年に 発行されたものです以前も紹介しました多 兵士郎町犬の口座日本件編ですではまず この書籍の第3章家庭権という賞から抜粋 します昭和12年当時日本の中央親大都会 はもちろん小都市においても日本県の展覧 会は次々に開催される政教となっていた そうして雑誌にもしばしば日本権に関する 記事が三建されたしかしながらそれらの 日本権は大館県を除いてはほとんどが芝犬 と重量権のみの記事ばかりであって日本件 といえば芝犬とか四犬または歯犬という 調子で全部が両肩であるかのごとき状態で あったまたこの時代は両肩以外の日本の犬 は西洋拳との雑種となり純粋なものは全て 絶滅したと考えられていたのであるしかし 日進戦争までの日本件の大多数は両では なく一般の飼犬や里に住む野良犬それらは 必死の言う家庭権であったそうして今日 言うところの日本件は重量権が大多数で あれどその当時の家庭権の数に比べたら おそらく問題にならんほどに少数のもので あったのである当時の60歳以上の愛犬家 に今日の日本件を見せると大概なんとなく 漢字が違うというどうも自分らの若い時の 犬がもっと大きい太いものであったと記憶 するというのは要するに昔の愛犬の大多数 は家庭であり重量権は漁師のみがわずかに 勝っていたものに過ぎないのであるから 老人の記憶と一致しないところがあるので あるそう考えると遺跡で見つかる縄文権も 全てが両肩とは言えないように思われます 重量権も家庭権も共に日本権であるけれど 両肩は山の中の漁師に買われたのでその 量子が歯量を専門にすればそれに向くよう な体系や性能のものに到量されイノシシ量 なればまたそれに向くいぬという具合で 達してきた家庭権といえば主に平地の農家 及び都会地に買われていたのである日進 戦争の前は明治期の地区建取り締まり規則 などはあってなきがごとでわずかに首にい 犬という木札を下げていればことは足りる ので税金も取られなかったなお明治25年 より前は地建に対する放棄は全くないので 犬は無数にいたのであるそれらの犬は村落
であれば一村の共同の犬がおり毎日かこ からもらってくっておったし町であれば 長屋の犬とか神社や仏学の庭には誰の犬と もつんもが必ず1に引きは遊んでおり あるいは野山に住み夜間に街中食を むさぼりに来る犬など犬にも階級別やまた 互いの勢力範囲というものがあったさて次 は家庭権は大きかったかという話です核の ごと犬は多いたから自然に可愛がい家には そのいとなりいつの間にかその家の飼犬と なってしまったのもあったそして子供の 娯楽の1つは犬の喧嘩であった元代日本人 は好戦的なところがあり同じ犬を飼うなら ばをして負けるのは面白くないと言って 強い犬を好んだというそうなると犬同士の 間でも強い犬でないと生存競争に勝てない こととなる当時の日本の犬は年柄年中喧嘩 の大間がないので少し有名な犬になると 今日の喧嘩権以上の大小無数の傷跡を残し た顔をしており勇気輪前たるものであった 従って体型や風貌はとに太くたましい 大きいものが多かったのであるこれらの点 が60歳以上の愛犬化が今の日本件を見る となんとなく感じが違うという理由なので あるそして本題へ向かっていきますが そんな雑誌権には様々な形があったという 話です最近までの日本件は体格においては 大償の違いはあっても形は同一で対抗が 一隻5寸の鼻は小さく口の尖ったものを 基準としてこれを中型県図称し対抗が一隻 23寸から以下のものを芝犬としてさらに 2以上を大立県と呼んだまた口が太くシの ある顔でであればこれをとぶ雑種などと いう名称をつけて排斥したものである しかし全ての日本件には色々の形があった のである日本件を知らんとするなれば従来 その中堅をなしていたこの家庭権を知ら なければ日本件は分からないのであるこれ から述べるのは便宜上名付けたもので必ず しも必死の名付けた形が原種と寸分違わぬ というのではないのであるスピッツ型狼型 グレーハウンド型エスキモー型マスティク 型以上大体主に5種類の形があるけれど この他に各々の中間のものが多数おり あるいはグレートデーンに似たもの シベリアのライカを彷彿させるものそれを 上げてみると限りがないのである必死の 分類は日本件の中でそれぞれの形態や特徴 に似ているものがあるということを述べて おり考察種を示しているものではないよう です前振りが長かったのですがその分類の 中の今回の本題である狼型について見て いきます狼に似た体型の犬はシェパード等 が代表的のものであるが日本の犬にも古来 より狼に似た犬がいたのであるそれは
スピッツ型より体格が大きく骨が長く とがり毛深く目尻が釣り上がり王は長く 垂れており動きは素早く狼そのままである これは日本に土着した狼の血を引いたもの か謹慎後輩で対価してできたものか あるいは栄養不良でなお一層横にも成長す べきものが発育しなかったものかは判明し ないこの方の犬は重量権にも家庭権にも あったが重量権としては能力次第であった し家庭としてはあまり喜ばれないので ほとんどが宿なし犬に見受けられた家庭拳 では一般に強い犬が好まれたので大神型の 犬は臆病で弱いとされておりメスの発祥機 の時も外に強い犬が頑張っているとメスの そばへも寄れないのでこの方は自然淘汰を 受けたため数が少なかったのだろうけれど 重量拳中の歯犬などにはこの方を継いだ ところもありまま見受けたのである日本に は昔から狼の話があるそうしてとど話を よく調べてみると犬であったらしい話が たくさんありそれはこの狼型の犬がいたの で見分がつかなかったというのもその原因 の1つであったかもしれない日本県と 日本狼には血液の関係があるかないかと いうことは明確には答えられないけれど 日本でもよくメスの発情したものを山に つなぎ狼の子を取って量に使うとよくやる と言い伝えたところもあるので日本県の中 の狼方はあるいは狼の地を引いたものかも しれないのである日本狼は今でも越後の 山奥にはいるというけれども当てにはなら ないイノシシは関東北で舞台機に感染して 全滅したもしくは人によっては明治25年 の大行で全部取られたとも言うがそれと 同じで狼も犬のテンパーのごとき病気に 感染したが北海道では明治19年までに 内地ではその以前にはほとんどいなくなっ たのが事実であるただし足代道山を古川 一兵衛門氏が開発した当時には必死の利 からは記者のない時代だったので山越して 行商に行っていた人が大々に狼にあった話 をしたものである必死の祖母は34年前に 80歳で亡くなったのであるが子供の時に 今の足公園の下を流れる川にホタルを取り に行き狼にあって逃げ帰ったと根物語に よく聞かされたしまた墓地を弾いて屍を 食われた話も聞かされた犬の遠吠というの を子供の時にはよく聞いたまた必死は蒙古 で狼の遠吠を聞いたのだけれど犬とよく似 たものであった昔の日本県には草も眠る牛 によくものすごい答えをするものがいたの だけれど今の雑種権はこれをやらないので ある必死の父などの年配のものは日本狼の 実物を見たものがたくさんおりそしてそれ らの人の説によっても日本件のあるものと
ほとんど変わらないと言うているのである この狼方の日本件と実物の狼との骨を比較 研究したのであればあるいは総意点もある かもしれないけれど外観上は非常によく似 ているのであるただし相当に循化された犬 も人間が食物を与えおき野に不に寝て自活 するようになると再び野生の体系に還元 するのであるから狼型の日本件は必ずしも 狼の地を引いたとは断言できないのである 狼型の日本権について視聴者の皆様はどう 思われたでしょうかこれらは昭和にも存在 した山積の狼型の日本件ですがこれら日本 件の時代を遡って次は最新の研究結果を見 ていきます遺跡から湿度した縄文件の骨 からミトコンドリアDNAを抽出して配列 を調べたところ全てが縄文件だけに見 られる固有のタイプであると判明し 11500年前に大陸において他のタイプ から分岐していることが分かった日本最古 の犬の骨が湿度した夏島貝塚の年代を考慮 すると犬は9500から1万500円前の 頃に日本列島に入ってきたと見られるまた 縄文件のゲノムには日本列島に到達する 以前の痕跡も残されている約100年前に 絶滅したがかつては東アジアに広く分布し ていたと見られる日本狼のゲノムを籍した 結果雑による犬のゲノムの流入が1万年 以上前に1度だけ起きていたことも分かっ たその直後に日本列島に入ってきた縄文件 は現代のどの犬よりも日本狼のゲノムを 多く含んでいるここで以前も紹介した日本 大神ゲノムの含有率についてです純系に 近い系統を保ってきたオーストラリアの リンゴやパプアニューギニアの ニューギニアシンギングドックという種類 の犬には日本狼のゲノムが5%を超える 割合で含まれていましたまた紀州犬や秋田 県芝犬の3権種の日本件は4%前後でした 縄文件のゲノムを解析した結果では日本狼 のゲノムが10%も含まれていたことが 判明しましたこの結果についてはやい時代 以降にトラした犬との考察でゲノムが希釈 される前のため縄文件は日本狼のゲノムが 多く含まれていたと考えられるとしてい ますまた奈良時代の遺跡で見つかった犬の 骨のミトコンドリアDNAを解析した ところ縄文件とは完全に入れ替わっいまし た時代と共に大陸側からトライしてきた 様々な犬と考察を繰り返すうちに縄文件の ゲノムは少しずつ希釈されていき最終的に 現在の日本権が形作られていったと考え られるようです少し気になることはまず 縄文件とされているのが小型のものだけで あることです縄文時代にも集落の周辺を 徘徊する犬にも多様性があったのではない
でしょうかまた縄文時代は1万年以上もの 期間がありますから犬の大きさや時代区分 も一緒他にしてしまうには無理があるよう に思われます奈良時代の犬というのもその 地域やどんな用途の犬であったかによって 結論が変わってしまうようにも考えられ ますこの内容は雑誌日経サイエンスの 2024年2月後からなんですが犬と日本 大神の研究の今後についても取材されてい ました様々な動物の古代ゲノムの解析を 手掛けている総合研究大学院大学の寺洋平 準教授は縄文件や日本狼の研究は日本での 変遷を知るだけではなく犬の期限そのもの に迫るヒントも得られると語っています これまで謎に包まれていた犬の期限は東 アジアにあると見ている犬に最も禁煙な狼 が最近まで日本で生き残っていたことも 幸運だった日本はイニシエの犬の進化を 知る手がかりを現代に残す貯蔵庫になって いると言えるだろう縄文件や日本件など 日本列島の犬を詳しく調べれば犬の最も 古いところに迫れる日本でも当初部のよう な隔離された環境にはやい時代にトした犬 とのの雑が少なく縄文件の特徴を色残した 犬がいるかもしれない縄文件や日本狼は もういないがその資料は多く残されている 両者の深い関係が分かってきたことで日本 や東アジアは犬の期限に迫る重要な場所と して世界から注目されるようになってきた 犬が人間と一緒に歩んできた足跡を明らか にしていきたい寺先生のこれからの研究に 注目しています東チャンネルの狼シリーズ もそのメインタイトルを犬と日本狼として きました寺先生は現在北海道の族縄文時代 の犬の古代ゲノムの解析にすでに着手し どれくらい縄文権に近い特徴を持つのかを 探ろうとしているとのことですということ で今後の予告です日本県都族縄文時代と 題して当時の北海道の犬について考古学 情報をまとめますおっとこれは日本件 シリーズでした寺井先生の日本狼の前の無 解析については28弾で紹介していますの でご覧になってない方や復習したい方は 是非ご覧ください日本狼の話に戻りまして 今回のまとめになります狼に似た犬がいる というのは戦前の書籍と言わず江戸時代や それ以前も犬なのか狼なのか曖昧になって いることはそういったことも踏まえて山犬 野菜廊に関する動画も作ってきました しかし厄介なのはこれらの残された白星な んですが出来が悪いからということもあり 狼に見えないですよね日本に狼に似てが あり日本狼と人されたということなんです がもしかしたら犬と思ったら日本狼だった ということもあったのではないかと思い
ます遺伝子解析で狼として持ち込まれた骨 が大型県だったという事例も多いようで それらは大型の狼型だったのかとても気に なり ます昔飼っていた犬が灰色の雑種だった ことを思い出したチコまろチャンネルでし [音楽] た DET
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グレートデーンに似た日本犬とは随分な話に聞こえますが、マスティフ様の特徴とグレーハウンド様の特徴が半分ずつ出たような特徴なのでしょうか?
オオカミ型とされる特徴が現代の遺伝学的見地のものでないと全く信頼出来ないのが手間のかかるところですね。